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社会

前大統領夫人の金建希氏 旧統一教会関係者からのバッグ受領認める

Write: 2025-11-05 12:25:59Update: 2025-11-05 16:05:11

前大統領夫人の金建希氏 旧統一教会関係者からのバッグ受領認める

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻で、あっせん収賄罪などに問われている金建希(キム・ゴニ)氏が旧統一教会関係者から高級バッグを受け取ったことを弁護団が、初めて認めました。
 
金氏側の弁護団は5日、「知人から2回にわたりバッグを受け取ったことは認めるが、その過程で請託や対価関係はまったくなかった」と報道陣に明らかにしました。
 
また、「高級宝石類を受け取ったという特別検察官の公訴事実は、明白に事実無根だ」と反論しました。
 
金氏が旧統一教関係者を通じてバッグを受け取ったことを認めたのは今回が初めてです。
 
これまでの特別検察官チームの調査では、「物品を受け取っていない」と主張してきました。
 
特別検察官チームは、旧統一教側が教団の事業に対する政府の支援や事業推進に関する何らかの口利きを期待して、高価なバッグや宝石を渡したとみています。
 
金氏側は、「初めは贈り物を断ったが、断り切れなかった。最終的には、使用せずにすべて返還した」としたうえで、「公職者の配偶者として慎重さを欠いた点を深く反省している」と述べました。
 
今回の立場の変化には、贈り物を渡した人物が最近、法廷で「金氏側に実際に物品を渡した」と証言を覆したことが影響したとみられます。
 
ただ、金氏側は、贈り物の受領自体は認めながらも、対価性や尹前大統領の職務との関連性については全面的に否定しました。
 
「特別検察官が主張する請託は金氏に伝えられておらず、大統領の具体的な職務とも無関係だ」と強調しています。
 
法曹界では、金氏側が「請託事実の否定」から「請託伝達の否定」、そして「大統領職務とは無関係と強調」につながる段階的な守りの戦略を取っていると分析しています。

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