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国際

サムスン電子 米特許訴訟で1億9000万ドルの敗訴

Write: 2025-11-04 13:20:43Update: 2025-11-04 15:05:49

サムスン電子 米特許訴訟で1億9000万ドルの敗訴

Photo : YONHAP News

サムスン電子は、アメリカで行われた有機EL技術の特許侵害をめぐる裁判、裁判所から1億9140万ドルの損害賠償を支払うよう命じる判決を言い渡されました。
 
ロイター通信が現地時間の3日、報じたところによりますと、アメリカ・テキサス州の連邦地裁は、サムスン電子が「ピクティバ・ディスプレイズ」の有機ELに関する2件の特許を侵害したと認め、損害を賠償するよう判決を下しました。
 
ピクティバ・ディスプレイズは、サムスン電子のスマートフォン「ギャラクシー」シリーズやテレビ、コンピューター、ウェアラブル端末など複数の製品が、自社の有機EL技術を使用していると主張し、2023年に訴訟を起こしました。
 
アイルランドに本社を置くピクティバ・ディスプレイズは、製品を開発したり製造せずに特許権の行使によって収益を得る特許専門企業で、2000年代初頭に照明メーカーの「オスラム」が有機EL技術を商用化する過程で取得した数百件の特許を保有しています。
 
サムスン電子は、今回の判決と賠償額の支払いを不服として控訴する方針です。
 
一方、アメリカでは、サムスン電子を相手取った特許訴訟が相次いでおり、去年1年間だけで訴訟件数は86件にのぼりました。これは、46件のアマゾンや43件のアップル、それにグーグル、メタなどのアメリカの大手IT企業を大きく上回っています。

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