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韓半島

統一部長官 北韓の金永南氏の死去に弔意「南北対話の糸口づくりに貢献」

Write: 2025-11-04 12:04:33Update: 2025-11-04 15:43:32

統一部長官 北韓の金永南氏の死去に弔意「南北対話の糸口づくりに貢献」

Photo : YONHAP News

北韓の金永南(キム・ヨンナム)前最高人民会議常任委員長が死去したことを受けて、韓国政府は、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官の名義で弔意を表しました。
 
鄭長官は4日、弔意文を発表し、金永南氏の訃報に哀悼の意を表しました。
 
鄭長官は弔意文のなかで、「金永南氏は、2018年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの際、北韓代表団を率いて訪韓し、南北対話の糸口を開くのに貢献した」と評価しました。
 
また、「2005年6月と2018年9月の2度にわたり、平壌(ピョンヤン)で金永南氏と会い、韓半島の平和と南北関係の発展に向けて意義ある対話を交わしたことを覚えている」と振り返りました。
 
そのうえで、鄭長官は、「心から故人のご冥福をお祈りするとともに、遺族と北韓の関係者の皆さまにもお悔やみを申し上げます」とつづりました。
 
韓国政府はこれまで、延亨黙(ヨン・ヒョンムク)国防委員会副委員長など、北韓高官の死去に際して、3回にわたり北韓側に弔電を送って弔意を示してきましたが、今回は南北の通信線が遮断されているため、統一部の報道官が長官の弔意文を発表する形式で弔意を伝えました。
 
これに先立って、朝鮮中央通信は4日、金永南氏が死去したことを報じました。
 
金永南氏は、金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)、金正恩(キム・ジョンウン)の3代にわたって北韓の外交分野で要職を務め、2018年の平昌冬季オリンピックの際には、金正恩国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)副部長とともに代表団を率いて訪韓し、当時の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と面会しました。

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