メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓前国務総理 非常戒厳関与の罪で初公判

Write: 2025-09-30 15:11:58Update: 2025-09-30 20:47:01

韓前国務総理 非常戒厳関与の罪で初公判

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による去年12月の非常戒厳の宣言をめぐり、内乱ほう助や偽証などの罪で起訴された韓徳洙(ハン・ドクス)前国務総理の初公判が30日、ソウル中央地裁で開かれました。
 
裁判所は、事件の重大性を考慮して、公判開始前に1分間の撮影を許可しました。
 
韓前国務総理は、法廷での陳述で、「戒厳令は、国家の発展の観点から受け入れがたい状況だった」と述べました。
 
政府から独立して捜査を進めている特別検察チームは、尹前大統領によって非常戒厳が宣言された当時、韓前国務総理が閣議を開くための定足数を満たして手続き上の正当性を確保するとともに、メディアの電気と水道を断つといった非常戒厳の実行方法を議論するなど、非常戒厳を積極的にほう助したと指摘しました。
 
また、戒厳令の宣言文を作成・廃棄し、憲法裁判所の弾劾審判で虚偽の証言まで行ったと主張しました。
 
これに対し、韓前国務総理側は、「文書を受け取ったかどうか思い出せないまま答えた内容が偽証と判断された点は認めるが、故意ではなかった」と反論し、そのほかの公訴事実もすべて否認しました。
 
次の公判は、10月13日に開かれる予定です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >