ことし7月の出生数は去年の同じ月より5.9%増え、出生数の増加は13か月連続となりました。
統計庁によりますと、ことし7月の出生数は前の年の同じ月に比べて5.9%増えて2万1803人でした。
ことし1月から7月までの出生数は累計で14万7804人で、前の年の同じ期間に比べて7.2%増え、過去最高の増加率となりました。
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる合計特殊出生率は、前の年の同じ月より0.04ポイントとわずかに上がって0.8でした。
地域別には、ソウルや釜山を含む13の市道で出生数が増えています。
背景には、1964年から1974年までに生まれた第2次ベビーブーム世代の子どもたちが30代前半となり、出産期を迎えたことがあります。
この年齢層の女性人口は2020年7月より9.2%増加しました。
結婚も増加傾向にあり、7月の婚姻件数は2万394件と、去年より8.4%増え、16か月連続の増加となりました。