メニューへ 本文へ
Go Top

社会

特別検察チーム 旧統一教会の韓鶴子総裁に拘束令状を請求

Write: 2025-09-19 10:49:13Update: 2025-09-19 10:55:20

特別検察チーム 旧統一教会の韓鶴子総裁に拘束令状を請求

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴニ)氏をめぐる不正疑惑を捜査する特別検察チームは、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のトップ、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁の拘束令状を請求しました。
 
韓総裁は、大統領選挙を控えていた2022年1月、旧統一教会の元幹部のユン・ヨンホ氏と共謀し、尹前大統領の側近とされる最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)国会議員に違法な政治資金1億ウォンを渡した疑いがもたれています。
 
また、特別検察チームは、同年2月から3月にも、権議員が旧統一教会の本部などがあるソウル近郊の京畿道(キョンギド)加平(カピョン)郡を訪れ、違法な政治資金を受け取ったとみて、追加の疑惑を捜査しています。
 
これらの疑いについて今月17日、特別検察チームの取り調べを受けた韓総裁は、権議員と2回会った事実を認めたものの、「小遣い程度の少額を渡した」と述べたということです。
 
一方、権議員は、「受け取ったのはネクタイだった」と主張し、疑惑を否定しています。
 
さらに、特別検察チームは、旧統一教会側の元幹部が、金夫人の側近を通じて、「金夫人への贈り物」としてダイヤモンドのネックレスやシャネルのバッグなどを渡し、旧統一教会関連の案件に便宜を図るように依頼したことを確認したとしています。
 
これに対し、旧統一教会は、「(元幹部の)ユン氏個人の判断によるもので、韓総裁の指示はなかった」と反論しました。
 
韓総裁は、2012年、旧統一教会を創始した文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の死後、旧統一教会の総裁となりました。
 
特別検察官は来週22日に、裁判所が拘束を認めるかどうか判断する審査を行うとしています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >