韓国政府と与党「共に民主党」は、国民生活の安定に向け、秋夕(チュソク)連休に合わせてお供え物など需要が集中する品目に対し、通常の18倍にあたる17万2000トン供給することを発表しました。
韓国の旧盆、秋夕を前に、韓国政府と与党「共に民主党」は15日、10月の秋夕連休に備え、家計負担を軽減するための政策を打ち出しました。
政府は来月4日から7日まで高速道路の通行料を無料とし、高速鉄道のKTXとSRTを利用するUターン客を対象に3割から4割の割引を実施します。
また、物価の安定を図るため、リンゴやナシ、栗、ナツメなどお供え物として欠かせない品目の供給量を最大18倍拡大し、過去最大規模となる17万2000トン供給します。
さらに、中小企業や小規模事業者向けには43兆ウォンの資金を支援する方針です。
一方、国内旅行の促進に向け、今年の水害で大きな被害を受けた特別災害地域には宿泊割引クーポン15万枚を発行し、旅行商品は最大50%の割引を実施します。
このほか、秋夕の連休中は国立博物館や美術館、国家遺産も無料で開放する予定です。