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政治

駐中国大使に盧載憲氏を内定 盧泰愚元大統領長男

Write: 2025-09-11 11:22:09Update: 2025-09-11 11:52:38

駐中国大使に盧載憲氏を内定 盧泰愚元大統領長男

Photo : YONHAP News

李在明(イ・ジェミョン)政権初の中国駐在韓国大使として、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の長男で東アジア文化センター理事長の盧載憲(ノ・ジェホン)氏が事実上内定しました。
 
韓国政府の高官は11日、「盧理事長を中国駐在韓国大使に指名する方向で実務手続きを進めている」と明らかにしました。
 
盧氏は先月末、大統領特使団の一員として中国を訪れ、習近平国家主席に李大統領の親書を手渡しています。盧泰愚元大統領が1992年に韓中国交正常化を実現させた経緯を踏まえた人事とみられています。先月には韓国駐在の中国大使、戴兵(たい・へい)氏が盧元大統領の墓地を訪れ、「国交樹立当時の初心を守ろう」と述べたこともあり、注目が集まっています。
 
盧理事長自身も、2016年に中国成都市の国際諮問団の顧問を務めるなど、中国との交流を続けていて、与党内からは「中国に詳しく、韓中関係の改善にふさわしい人材だ」と評価する声が出ています。
 
一方で、外交官出身ではないことに加え、盧元大統領が1979年の軍事クーデターや1980年の光州(クァンジュ)民主化運動で責任を問われていること、さらに最近の一族の不正資金疑惑を理由に「不適切な人事だ」との批判も出ています。

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