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社会

干ばつの江陵市 停止中の道岩ダムからの水受け入れへ

Write: 2025-09-10 13:52:20Update: 2025-09-10 13:56:10

干ばつの江陵市 停止中の道岩ダムからの水受け入れへ

Photo : YONHAP News

深刻な干ばつに見舞われている江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)市は、給水対策として、水質問題で24年間取水が停止されていた平昌(ピョンチャン)郡道岩(ドアム)ダムの導水管の水を、一時的に受け入れることを決めました。
 
江陵市が10日、発表したところによりますと、道岩ダム導水管の放水する水の活用について、住民や市民団体、市議会の意見を取りまとめた結果、一時的に受け入れることを決めたということです。
 
道岩ダムの水は、過去に水質汚染の懸念が指摘され、2001年以降は生活用水として使用されてきませんでした。しかし、最近、韓国環境部と原州(ウォンジュ)地方環境庁の分析の結果、浄水処理後は、飲料水基準に適合するという判定を受けました。
 
江陵市は、さらに学識経験者や市民団体が参加する「水質検証委員会」を設置し、別の検査も実施する方針です。そこで生活用水として不適合という結果が出れば、すぐに放水を中止するとしています。
 
現在、導水管にはおよそ15万トンの水が残っていて、1日あたり1万トンを放水することができます。江陵市はこの水を弘済(ホンジェ)浄水場に送るための工事を進めていて、20日に試験放水を実施する計画です。
 
江陵市は、「1日1万トンの水の確保は、貯水率低下の速度を緩和するのに大きく役立つだろう」と述べ、政府と江原道の支援に感謝の意を表しました。
 
主な水源である五峰(オボン)貯水池の貯水率は、10日現在、12%まで落ち込み、深刻な水不足が続いています。

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