韓国では、オンライン動画サービス=OTTの利用者が2000万人を安定的に超え、従来のテレビの代わりにインターネットで動画コンテンツを楽しむ傾向が一層強まっています。
市場調査会社「ワイズアプリ・リテール」のまとめによりますと、韓国の主なOTTアプリの6月のアクティブ・ユーザーはおよそ2089万人でした。3年前に比べておよそ360万人、率にして21%増加しました。
OTTアプリの利用者数は、去年1月に2006万人に達し、2000万人を突破しました。去年6月には1932万人とやや減少しましたが、ことし5月には2121万人を記録するなど、韓国のオンライン動画市場は着実に成長しています。
サービス別では、アメリカの「ネットフリックス」が1393万人で40%を占め、首位を独走しました。
次いで、韓国のネット通販最大手、クーパンの「クーパンプレイ」が732万人、CJグループの「ティービング」が573万人でした。
日本でもサービス中の「ディズニープラス」は190万人で5位でした。