韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官は、29日に就任後初めて日本を訪れ、岩屋毅外相と会談を行います。
外交部によりますと、趙長官は29日から1泊2日間の日程で日本を訪れ、岩屋外相と韓日外相会談を行う予定だということです。
今月21日に就任した趙長官は24日、外国の外交トップの中では、岩屋外相と初めて電話会談を行っています。今回訪日すれば、対面による初の会談が実現することになります。
会談では、韓日国交正常化60周年を契機とした両国関係のさらなる発展に向けた協力をはじめ、様々な懸案について意見を交わすものとみられます。
特に、このほど、日米間で関税交渉に合意したことを受け、交渉に関する情報をめぐって、意見交換が行われるかも注目されています。
趙長官は、30日に日本を出発してアメリカに向かい、現地時間の31日、ワシントンでルビオ国務長官と韓米外相会談を行う方針です。