韓国に学業や就労、観光など、さまざまな目的で滞在する外国人の数が273万人を超え、過去最多を記録しました。
韓国法務部によりますと、2024年6月末の時点で韓国に滞在する外国人は273万2797人で、前の月に比べて1.5%、およそ4万人増加しました。
これは、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年の最高記録を更新したものです。
滞在外国人のうち長期滞在者は全体の77%にあたる、およそ211万人でした。
直近1か月の間に観光目的で入国した外国人は、30%近く増え、増加が目立ちました。
国籍別では、中国国籍が全体の36%にあたる97万人で最も多く、続いてベトナム、アメリカ、タイ、ウズベキスタンの順となっています。
また、外国人の半数以上は首都圏に居住していて、年齢層は20代から30代が半分を占めました。
滞在資格別では、在外同胞向けのビザが最も多く、単純労働、留学、観光があとに続きました。