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政治

10年間続けたソウルの「少女像」での座り込みを中止

Write: 2025-07-21 14:13:52Update: 2025-07-21 15:36:03

10年間続けたソウルの「少女像」での座り込みを中止

Photo : YONHAP News

韓国・ソウル市中心部の旧在韓日本大使館前に設置された、旧日本軍の慰安婦を象徴する「平和の少女像」の周辺で、およそ10年間にわたり徹夜の座り込みによる抗議活動を続けてきた市民団体「反日行動」が、今月19日、現場から撤収しました。
 
この団体は、2015年12月に当時の朴槿恵(パク・クネ)政権と日本政府の間で慰安婦問題をめぐる合意が交わされたことに反発し、その直後から抗議活動を続けてきました。
 
団体側は撤収の理由について、韓国メディアの取材に対し、「国家保安法違反の疑いで警察から5回目の出頭要請を受けるなど、当局による弾圧が激しさが増している」と述べ、「今後は警察に対する闘争に集中する」と説明しています。
 
ソウル警察庁の安保捜査課は、先月26日、「反日行動」の代表を国家保安法違反の疑いで事情聴取したほか、今月17日には、関連があるとされる左派政党の「民衆民主党」の本部を家宅捜索し、幹部からも事情を聴いたということです。
 
警察は、「民衆民主党」の一部の活動が北韓の主張をそのまま反映しているとみており、国家保安法が規定する「利敵行為」にあたる可能性があるとして捜査を進めています。
 
また、「反日行動」についても「民衆民主党」の傘下団体とみて、先月には代表を逮捕し、取り調べを行うなど、捜査の対象を広げています。

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