世界的な人気を集めているネットフリックスのアニメーション映画「K-POPガールズ!デーモンハンターズ」の劇中歌が、アメリカ・ビルボードのメインシングルチャートで初めてトップ10入りを果たしました。
ビルボードが現地時間の14日、発表したところによりますと、映画に登場する人気K-POPガールズグループ「ハントリックス」が歌う「ゴールデン」は、ビルボードのシングルチャート「ホット100」で前の週から17ランク上昇し、6位となりました。
シングルチャート「ホット100」は、店頭やインターネットでのCDの売り上げや提携ラジオでの放送回数、そしてダウンロード回数をもとに、毎週アメリカでもっとも人気のある曲を発表するチャートです。
「K-POPガールズ!デーモンハンターズ」は、悪霊から人間の世界を守る人気ガールズグループ「ハントリックス」を主人公にしたミュージカルアニメで、悪霊の世界から現れたボーイズグループ「サジャボーイズ」と人気を競いながら、彼らの正体を暴いていく物語が描かれます。
ことし6月20日に全世界で同時配信され、公開直後にアメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツなど30か国あまりで視聴率1位となり、サウンドトラックは「ビルボード200」チャートでも2位にランクインしました。
アメリカのNBCテレビは、映画の人気を取り上げ、「一度も実際のステージに立ったことのない2つの新人K-POPグループが音楽チャートを席巻している」としたうえで、「アニメーターと映画制作スタッフが、K-POP業界の支援を受けて誕生させた架空のグループ『サジャボーイズ』と『ハントリックス』は、すでに世界的なスーパースターとなっている」と報じました。