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社会

広島県副知事が「韓国のヒロシマ」訪問 韓国人原爆犠牲者を追悼

Write: 2025-07-15 09:57:20Update: 2025-07-15 11:20:20

 広島県副知事が「韓国のヒロシマ」訪問 韓国人原爆犠牲者を追悼

Photo : YONHAP News

広島、長崎への原爆投下から80年を迎え、現職の日本の官僚としては初めて、広島県の横田美香副知事が「韓国のヒロシマ」と呼ばれる慶尚南道(キョンサンナムド)陜川(ハプチョン)郡を訪れ、韓国人原爆犠牲者を追悼しました。
 
韓国原爆被害者協会によりますと、横田副知事ら一行は今月12日に陜川郡を訪れ、原爆資料館を見学したほか、韓国人原爆犠牲者およそ1100人の位牌が納められた原爆被害者福祉会館で犠牲者を追悼しました。
 
また、韓国の原爆被害者団体から被爆経験談などを聞いたということです。
 
横田副知事は、「核廃絶と平和の実現に向け、努力していきたい」と述べました。
 
協会によりますと、鳩山由紀夫元総理大臣や平岡敬元広島市長など、日本の元高官が陜川郡を訪れ、韓国人原爆犠牲者を追悼したことはありましたが、現職の広島県の副知事の訪問は今回が初めてだということです。
 
広島と長崎に投下された原爆によって被爆した韓国人は数万人に上るとされており、存命の韓国人原爆被害者およそ1600人のうち、およそ250人が陜川郡で暮らしていることから、陜川郡は「韓国のヒロシマ」とも呼ばれています。
 
協会は来月、広島と長崎で開かれる原爆犠牲者を追悼するための式典に、両市の招きで出席する予定です。

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