韓国南東部・釜山(プサン)市の金海(キメ)国際空港で発生したLCC=格安航空会社「エアプサン」の旅客機が火災をおこした原因として、手荷物に含まれていたモバイルバッテリーの可能性が指摘されているため、エアプサンは、モバイルバッテリーが入っている手荷物は荷物棚に保管できないようにすると発表しました。
先月28日に金海国際空港で発生した旅客機の火災の原因はまだ明らかになっていませんが、リチウムイオンバッテリーの可能性が高いことを受け、エアプサンは4日、火災を未然に防止するための対策を発表しました。
エアプサンは、「モバイルバッテリーを機内に持ち込むことが大幅に増えている」としたうえで、「事故が発生した際に迅速に対応するためには、モバイルバッテリーをすぐに発見することが重要であるため、対策を設けた」と説明しました。
旅客機の搭乗口で乗員が乗客の手荷物にリチウムイオンバッテリーが入っていないか口頭で確認し、入っていないことが確認された手荷物にはステッカーやタグなど印をつけ、荷物棚に保管するということです。
印のない手荷物が荷物棚に保管されている場合、乗員が直接、バッテリーが入っていないか確認しなければなりません。
機内に持ち込まれたバッテリーについては、乗客が直接持っていなければならないということです。
今月7日から一部の路線で試験導入したあと、すべての路線に拡大する計画です。
これに加え、エアプサンは、バッテリーによる火災が発生した際に、火災や爆発のリスクを最小限に抑えられる装置を旅客機に備えるほか、乗員が素早く火元を消せるよう防火手袋を機内に配置する方針です。