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社会

韓国の大学の4分の1以上 授業料引き上げ

Write: 2025-02-03 10:06:08Update: 2025-02-03 10:27:12

韓国の大学の4分の1以上 授業料引き上げ

Photo : KBS News

韓国の大学の4分の1以上が、ことしの授業料を引き上げたことがわかりました。
 
大学情報サイトによりますと、2025年度の授業料を引き上げた大学は、全体の28.1%に当たる56校でした。
 
去年は26校だったため、すでに2倍を超える大学が授業料の引き上げを決めたことになります。
 
このうち25校は、授業料の引き上げ率が5%台に達しており、韓国教育部が定めた上限の5.49%まで引き上げる大学もあるということです。
 
ことしの授業料を決めていない大学のほとんどが、引き上げについて慎重に検討を進めているということで、今後授業料を引き上げる大学がさらに増える見通しです。
 
2024年度の大学の授業料は、平均で年間682万ウォンで、2020年の672万ウォンに比べて1.5%の引き上げにとどまりました。2020年から昨年末までに消費者物価指数は14.9%上昇しました。
 
大学の授業料がほぼ据え置かれた理由として、政府が2009年以降、学生と保護者の授業料の負担を軽減するため、授業料の据え置きを誘導してきたことが挙げられます。
 
授業料を据え置き続けた大学は、財政難を訴えていますが、教育部はことしも大学に対して授業料の据え置きを求めました。
 
李周浩(イ・ジュホ)副総理兼教育部長官は先月22日に開かれた韓国大学教育協議会の定期総会で、「学生も保護者も、国民経済が厳しい状況であるため、大学がもう少し我慢してほしいとの要求がある」と述べ、協力を求めました。

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