ことしの韓国の旧正月、ソルナルは1月29日ですが、ソルナルを前にお供え物の価格を調査したところ、野菜や果物の値上がりで、お供え物に使う費用はこれまでで最も高くなる見通しであることがわかりました。
韓国物価情報によりますと、4人家族の場合、供え物の購入費用は伝統市場でおよそ30万2500ウォン、大型スーパーではおよそ40万9500ウォンに達する見込みで、去年より6%から7%ほど上昇し、これまでで最も高くなっています。
価格上昇の背景には異常気象による野菜や果物の価格高騰があります。果物は去年より49%、野菜は26%も値上がりしています。
一方、政府は消費者の負担を軽減するため、農畜水産物の割引支援としておよそ900億ウォンを投入する方針を発表しています。割引が適用されれば、大型スーパーでの費用はおよそ28万ウォン、伝統市場でも商品券割引の拡大などで費用が抑えられる見込みです。
去年のソルナルでは、4人家族のお供え物費用はおよそ27万1200ウォンでした。