韓国鉄鋼最大手のポスコは24日、アメリカの鉄鋼専門調査会社、WSD=ワールド・スチール・ダイナミクスによる評価で、15年連続で「世界で最も競争力のある鉄鋼メーカー」に選ばれたことを発表しました。
WSDは毎年、生産規模や収益性、技術革新などをもとに世界の鉄鋼メーカーを評価しています。ポスコは今年、23の評価項目中、技術革新や人的資源、加工コストなど5項目で最高点を獲得し、総合スコアは10点満点の8.62点となりました。
ランキングでは、2位にアメリカのニューコア、3位に日本製鉄が続いています。
ポスコは、今年4月には、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが評価され、世界鉄鋼協会から「サステナビリティ・チャンピオン」を3年連続で受賞したほか、10月には「スティリーアワード」で技術革新など3部門を受賞しました。