韓国の5人組ガールズグループ、NewJeans（ニュージーンズ）が所属事務所との契約を解除すると発表しました。
 
NewJeansは28日、ソウル市内で緊急記者会見を開き、内容証明郵便によって要求した是正措置が、行われなかったため、総合芸能会社HYBE（ハイブ）傘下の所属事務所ADOR（アドア）との専属契約を29日に解除すると発表しました。
 
NewJeansは、所属するADORのミン・ヒジン前代表と親会社のHYBEが対立し、ミン前代表が解任されたため、ミン前代表の復帰や謝罪などを求める内容証明郵便を今月13日にHYBE側に送っていました。
 
NewJeansは、「期限までにADOR側は改善の余地をまったく示さなかった」としたうえで、「契約解除とは関係なく、予定されている日程はすべてこなす。NewJeansという名前に対する権利が守られるよう努力する」と述べました。
 
今後の計画についての質問に対しては、「これからもミン前代表と良い関係を維持したい」と話し、ミン前代表と活動をともにする可能性を示唆しました。
 
これに対してADOR側は、「われわれは契約に違反せず、ADORとNewJeansのメンバーとの間で結ばれた専属契約も依然として有効だ」と強調しました。
 
NewJeanの残りの契約期間は5年ですが、契約解除を発表したことから、今後、数千億ウォンに及ぶ訴訟も必至とされています。