メニューへ 本文へ
Go Top

経済

韓国の経済成長率0.1% 輸出不振で予想下回る

Write: 2024-10-24 14:09:06Update: 2024-10-25 08:54:03

韓国の経済成長率0.1% 輸出不振で予想下回る

Photo : YONHAP News

ことし7月から9月までの韓国経済の成長率は、輸出が振るわなかった影響で予想を下回り、0.1%にとどまりました。
 
韓国銀行が24日、まとめたところによりますと、韓国の7月から9月までの実質GDP=国内総生産は、前の四半期に比べて0.1%増加しました。
 
韓国銀行が出していた見通し、0.5%を0.4ポイント下回りました。
 
韓国銀行は、自動車部品メーカーのストライキや電気自動車の需要の伸び悩みなどの影響で、リチウムイオン電池の材料の輸出が減ったことなどが背景にあると分析しています。
 
さらに、韓国の輸出の主力品目とされる半導体など、IT関連の品目の成長も鈍化したことも影響しているということです。
 
7月から9月期の成長率における貢献度を見てみますと、輸出から輸入を差し引いた「純輸出」がマイナス8ポイントを記録し、成長率を1ポイント近く下げたということです。
 
建設分野の投資も建物の建設や土木工事が振るわなかった影響で、2.8%減少し、成長率を下げる要因となりました。
 
これに対して、内需をみてみますと、民間消費は前の四半期に比べて0.5%増加し、回復の傾向を示しました。
 
韓国銀行は、ことし1月から3月期の経済成長率が比較的高かったことによるベース効果はあるものの、0.1%という数値は良好な水準とは言えないと評価しています。
 
このため、韓国銀行がことし8月に発表した2024年の成長見通し2.4%を下方修正する可能性が出ています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >