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経済

KDI 韓国経済は建設投資を中心に内需不振続く

Write: 2024-10-10 14:07:07Update: 2024-10-10 14:45:21

KDI 韓国経済は建設投資を中心に内需不振続く

Photo : YONHAP News

政府系シンクタンクのKDI=韓国開発研究院が韓国経済について、建設投資を中心に内需不振が続き、景気の改善が抑えられていると発表しました。 
 
KDIが10日、発表した「10月の経済動向」によりますと、「韓国経済は、輸出が良好な流れを続けているが、建設投資を中心に内需の回復が遅れ、景気の改善が抑えられている」と発表しました。
 
ことし8月の建設業の生産は去年の同じ月に比べて9%減少し、減少幅が前の月より拡大しました。
 
KDIは去年以降続いている建設受注の減少が、ここにきて響き始めていて、建設投資の冷え込みの流れは当面続きそうだとみています。
 
消費も、小売り販売は、ことし8月に乗用車、家電、衣服などほとんどの品目で、前の年の同じ期間に比べて減少し、モノの消費を中心に不振が続いています。
 
サービスの消費は、増加傾向が続きましたが、高金利基調のため、小売り販売の減少傾向は続いたと分析しました。
 
輸出については今回も、良好な流れだと評価しました。
 
物価についても、消費者物価の上昇率が先月1.6%となるなど、上昇傾向が速やかに鈍化したとしました。
 
一方、KDIは、下落傾向が続いていた原油価格が中東情勢の緊迫化で、今月に入って上昇しているとして、不確実性が増していることへの懸念を示しました。

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