ハイボールの人気が高まっている影響で、リキュール酒税が、大きく伸びていることがわかりました。
国税庁のまとめによりますと、酒税全体の徴収額は、2022年に2兆7938億ウォンだったのが、去年は2兆8233億ウォンと、1.06%増加しました。
酒税法上の分類で見てみますと、この中で、とくに増加が目立ったのがリキュールです。
リキュールは、ハイボールを作る際の材料として使われるほか、コンビニなどで販売されているハイボール系の商品もリキュールに分類されます。
このリキュール酒税は、去年、190億ウォンとなり、前の年のほぼ2倍に膨れ上がりました。
2020年に50億ウォンだったのに比べると、3年間で4倍近く増加しています。
一方、ウィスキー酒税は、2020年に14億ウォン、2021年20億ウォン、2022年65億ウォンと急速に伸びていましたが、去年は27億ウォンに減少しました。
酒税のほとんどは、希釈式の焼酎と、ビールが占めています。去年、希釈式焼酎は1兆3496億ウォン、ビールは1兆2622億ウォンでした。