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経済

8年ぶり原発建設許可 新ハヌル原発3・4号機

Write: 2024-09-12 14:53:57Update: 2024-09-12 14:55:00

8年ぶり原発建設許可 新ハヌル原発3・4号機

Photo : KBS News

韓国東部の慶尚北道(キョンサンブクト)蔚珍(ウルチン)郡に建設される、新ハヌル原子力発電所3号機と4号機の建設許可が、申請から8年でおりました。
 
新ハヌル原発の3号機と4号機は、建設許可申請が出された翌年の2017年、当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権の方針で建設が中止となっていましたが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後の2022年、審査が再開されました。
 
そして原子力安全委員会は、過去2年間にわたって、原発の構造や設備、60年間運転後の解体計画の適合性や、国民の健康や環境への安全性などを評価したところ、建設に問題がないと判断したと、12日、明らかにしました。
 
地震学や地質学上の災害を引き起こす要因は見つからなかったほか、核燃料や炉心設計など主な設備の安全性も確認されたということです。
 
国内で原発の建設許可が下りたのは、2016年の新古里(シンコリ)原発5号機、6号機以来、8年ぶりです。新古里原発5号機、6号機は現在、セウル原発3、4号機に名称が変わっています。
 
新ハヌル原発3号機と4号機は、ともに出力140万キロワット、韓国が開発した新型原発の「APR1400」で、新古里原発3、4号機をはじめ、すでに国内で6基に採用されています。
 
今回、認可された新ハヌル原発3号機は2032年、4号機は翌2033年に完成の見通しです。
 
現在、韓国国内で稼働中の原発は合わせて26基で、現在、建設中のセウル原発3、4号機と、今回の新ハヌル原発3、4号機が完成すれば、韓国の原発は全部で30基に増えることになります。

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