経済状況への消費者心理の状態を示す消費者心理指数が、11か月ぶりの下落幅となりました。
韓国銀行が20日、まとめたところによりますと、今月の消費者心理指数は100.8で、7月より2.8ポイント下落しました。
これは、去年9月以降で、もっとも大きな下落幅です。
消費者心理指数が100を超えた場合は、景気が上向くと予想した人が多かったことを意味し、100よりも低い場合は、景気が下振れすると予想した人が多かったことを意味します。
消費者心理指数はことし5月、98.4で5か月ぶりに100を下回ったあと、2か月連続で100を上回りましたが、8月に入って下落に転じました。
消費者心理指数の下落について韓国銀行は、アメリカの景気後退懸念などによる株価の暴落や大手ECサイトの販売業者への代金未払い問題などの影響が背景にあると分析しています。