韓国のことし4月から6月期の全体の輸出額に占める半導体と自動車の輸出額の割合が合わせて31.7％と、四半期としてはこれまででもっとも高かったことがわかりました。 
 
韓国貿易協会によりますと、韓国のことし4月から6月期の輸出額のうち半導体が最も高い20.3％を占め、次いで自動車が11.4％を占め、この二つを合わせて四半期としてはもっとも高い31.7%を記録しました。
 
全体の輸出額に占める半導体と自動車の割合は、2017年の10月から12月期に26.9%と初めて4分の1を超え、ことし1月から3月期に29.7％と過去最高となっていました。
 
半導体と自動車は、輸出額でもことし4月から6月期に合わせて543億ドルと、四半期としては過去最大でした。
 
半導体はことし、メモリー価格の上昇やAI=人工知能向けサーバーの出荷量の増加など、需要が回復し、広帯域メモリー（HBM）やソリッド・ステート・ドライブ（SSD）などを中心に成長しています。
 
自動車も、世界的にEV=電気自動車の需要が鈍るなか、ハイブリッド車やSUVなど、高付加価値の車種が北米市場を中心に成長していることに支えられ、四半期としては過去最大の195億ドルと、堅調な伸びを見せています。