夕方から翌朝にかけての最低気温が25度を下回らない熱帯夜の日が、ことし7月、過去最多を更新しました。
気象庁が7日、発表したところによりますと、ことし7月に熱帯夜となった日数の全国各地の平均は8.8日で、平年の2.8日のおよそ3倍に上ったほか、1994年の8.5日を上回り、過去最多となりました。
なかでも、江原道(カンウォンド)江陵(カンヌン)や慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)、全羅北道(チョンラブクト)井邑(チョンウプ)などは、熱帯夜の日数が17日に上り、7月の半分以上が熱帯夜となりました。
気象庁によりますと、南西から湿った温かい空気が流れ込んだことによって、夜になっても気温が下がらない日が続いているということです。