全国的に大雨が降り、豪雨注意報も出された中、18日午後の時点で、住民1000人以上が避難したことが分かりました。
このうちソウルをはじめ、首都圏では2日間で、最大634.5ミリの大雨を記録しました。
中央災害安全対策本部によりますと、18日午後3時の時点で、11の広域市や道にまたがる56の市や郡、区で住民1157人が避難したということです。
被災者は京畿道(キョンギド)が378人で最も多く、全羅南道(チョンラナムド)で286人、慶尚南道(キョンサンナムド)で186人、忠清南道(チュンチョンナムド)で137人、慶尚北道(キョンサンブクト)で94人が避難しています。
今回の大雨による被害を受け、政府は、235世帯の327人を対象に臨時の住居施設や救護品などを支給しました。
また、全国的に道路の冠水などの被害も相次いでいます。
冠水の被害は京畿道で328件発生し、住宅の浸水は忠清南道で204件、全羅南道で166件となっています。
その後、雨は小康状態になり、18日午後6時の時点で、今年初めての豪雨注意報が出されていたソウルをはじめ、全国の豪雨注意報は解除されました。