忠清道(チュンチョンド)や全羅北道(チョンラブクド)、慶尚北道(キョンサンブクド)を中心に、1時間に100ミリを超える記録的な大雨が降り、10日午前11時の時点で4人が亡くなりました。
9日夜から激しい雨が降ったこの地域は、ことし梅雨入りしてからの合計降水量が500ミリを超えています。
中央災害安全対策本部によりますと、今回の大雨で、土砂崩れの被害などが発生し、4人が亡くなったほか、住宅49棟や車両8台などが浸水したということです。
現在、近隣地域の3072人が避難していて、このうち1600人は帰宅困難な状況です。
集中豪雨によって土砂崩れのリスクが高まったことを受け、53の市や郡などに土砂崩れ警報や注意報が出されました。
なお、10日午前のうちに雨雲が東に移動し、大雨警報は解除されました。