韓国の防衛産業大手ハンファエアロスペースが、ルーマニア国防省と、自走砲「K9」などを含めた1兆4000億ウォン、日本円にしておよそ1631億円規模の輸出契約を結びました。
防衛事業庁によりますと、今回の契約で、自走砲「K9」54門をはじめ、弾薬運搬車「K10」36台や弾薬などを供給することになったということです。
ドイツやトルコなどのメーカーを退けて、ハンファエアロスペースが受注に成功しました。
K9の導入は、韓国を除き、オーストラリア、エジプト、インド、ノルウェー、エストニア、トルコ、ポーランド、フィンランドに続いて9か国目となります。
ルーマニアは去年、韓国から携帯式地対空ミサイル「神弓(シングン)」を輸入していて、今回K9の導入が決まったことで、韓国の防衛産業における重要な輸出相手国に浮上しました。