メニューへ 本文へ
Go Top

政治

尹大統領 米情報機関トップと面談 北韓・ロシアへの対応策議論

Write: 2024-06-28 15:18:57Update: 2024-06-28 16:52:40

尹大統領 米情報機関トップと面談 北韓・ロシアへの対応策議論

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、28日、アメリカの情報機関のトップ、国家情報局のヘインズ長官と面談することがわかりました。
軍事協力の強化に乗り出している北韓とロシアへの対応策について議論するものとみられます。
 
国家情報局は、アメリカのCIA=中央情報局やFBI=連邦捜査局など16の情報機関を統括する機関で、ヘインズ長官は2021年から、女性としては初めて、アメリカの情報機関のトップを務めています。
 
尹大統領は28日午後、ソウル龍山(ヨンサン)の大統領室でヘインズ長官と面談し、最近北韓とロシアが結んだ「包括的戦略パートナーシップ条約」について情報交換を行うほか、韓米共同の対応策について議論するものとみられます。
 
また、ウクライナに武器の支援を行う方向で検討を進める方針や、国連で北韓に対する制裁の実施状況を調査する専門家パネルの活動が、ことし4月にロシアの反対によって終了したため、その代案について議論するものとみられます。
 
北韓とロシアは今月19日、プーチン大統領が北韓を訪問したのを機に、どちらかの国が侵略を受けた場合、もう一方の国が軍事支援を行うことを盛り込んだ条約を締結しました。
 
これを受け、政府は、ウクライナに殺傷兵器を支援しないとしてきた従来の立場を見直す方針を明らかにしました。
 
一方、政府は27日、北韓とロシアが軍事的・経済的協力を強化することへの対抗措置として、北韓やロシアなどに対する独自制裁を発表しました。
 
制裁の対象となったのは、ロシアと北韓、それに第3国を含めた5つの機関と船舶4隻、個人8人で、いずれも北韓とロシアの間での武器の輸送や北韓への精製油の搬入、北韓の核とミサイルの開発に関与した疑いがあるということです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >