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政治

大統領室がロシアに警告 プーチン訪朝控え

Write: 2024-06-17 13:54:00Update: 2024-06-17 15:55:15

大統領室がロシアに警告 プーチン訪朝控え

Photo : YONHAP News

ロシアのプーチン大統領が、18日に北韓を訪問するとの見方が強まる中、大統領室は、双方が有事の際に相手国に自動的に軍事介入できる水準の条約を結ぶ可能性があるという情報を入手し、ロシア側に「一線を越えてはならない」と警告しました。

大統領室の張浩鎮(チャン・ホジン)国家安保室長は16日、聯合ニュースTVに出演し、「去年の朝ロ首脳会談以降、北韓がロシアに武器を提供していることを含め、朝ロの間に様々な交流があることが捉えられている」と指摘し、「ロシア側に『一線を越えてはならない』と警告した」と明らかにしました。
 
大統領室は、朝ロが首脳会談を機に、双方が有事の際に相手国に自動的に軍事介入できる水準の条約を結ぶこともありうるという情報を入手したということです。
 
張室長はそのうえで、「プーチン大統領の訪朝の結果を詳しく分析し、断固として対応する」と述べました。
 
「韓国、日本、アメリカ」対「中国、ロシア、北韓」の対立の構図が強まっているという指摘については、張室長は「中国、ロシア、北韓が協力する構図はまだ出来上がっていない。中国とロシアは利害関係が異なる」との認識を示しました。
 
北韓とロシアをめぐっては、プーチン大統領が2000年以来24年ぶりに北韓を1泊2日の日程で電撃的に訪問し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との間で、北韓と旧ソ連がかつて結んでいた同盟条約のレベルに近い条約を結ぶ可能性が高いとの見方が出ています。
 
こうした中、プーチン大統領の訪朝が有力視されている18日に、韓国政府は、中国との「韓中外交安全保障対話」を次官級に格上げして行う予定で、北韓とロシアの急接近をけん制するために中国が役割を果たすよう求める方針です。

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