韓国、日本、中国の教育相がソウルで会談し、教育分野のデジタル化にともに対応し、未来世代の交流を活性化させることで合意しました。
ソウルで15日に開かれた会合には、韓国の李周浩(イ・ジュホ)社会副総理兼教育部長官、日本の盛山正仁文部科学相、中国の懐進鵬教育相が出席しました。
会合では、3か国が今年5月の韓日中首脳会談で人的交流を活性化させていくことで合意したことを踏まえ、教育分野での協力強化策を集中的に議論しました。
会議のあと発表された共同宣言では、教育分野のデジタル化に向けた3か国の政策や優秀事例を共有し、デジタル格差などの課題に対応するための解決策を一緒に模索していくことが掲げられました。
また、小・中・高校生どうしの3か国間の交流を促進するため、スポーツ・文化交流などを活性化させていくことで合意しました。
韓日中教育相会合は2015年の3か国首脳会談を機に韓国の主導で立ち上げられた枠組みで、3か国が持ち回りで開催しています。
今回が4回目で、前回の2020年1月以来、4年5か月ぶりに開かれました。