ウズベキスタンを国賓として訪問している 尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は、14日、ミルジヨエフ大統領と会談を行い、重要鉱物のサプライチェーンの協力強化で合意しました。 

中央アジア３カ国を歴訪中の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は、最後の訪問国、ウズベキスタンで、14日、ミルジヨエフ大統領と会談しました。 

韓国は、ウズベキスタンを含む中央アジア4か国と「特別戦略的パートナーシップ」を結んでいて、ウズベキスタンは4か国中、韓国最大の輸出相手国となっています。 

ウズベキスタンはウランやタングステンなどの鉱物資源が豊富な資源大国であるため、会談では、重要鉱物のサプライチェーンを巡る協力について議論され、協力内容を盛り込んだ覚書を締結しました。

また、ウズベキスタンにおけるエネルギー、インフラ事業への韓国企業の進出を積極的に後押しすることで合意しました。
中でも韓国が独自に設計、開発した高速鉄道の車両を輸出することになりました。
韓国の高速鉄道の車両が海外に輸出されるのはウズベキスタンが初めてです。 
 
さらに会談では北韓問題についても意見が交わされ、北韓の非核化に向けて両国がともに努力することで合意しました。

尹大統領は、このあと、両国のビジネスフォーラムと晩餐会に出席し、15日に帰国の途に就く予定です。