韓国株式市場に上場している企業のうち、最も多くの韓国人が株を保有しているのはサムスン電子ですが、サムスン電子の株主のうち未成年者の割合が8%にのぼることがわかりました。
韓国預託決済院が10日にまとめたところによりますと、去年、サムスン電子の株を保有していた18歳以下の株主は39万人あまりで、全体の8.4%を占めています。
株式の保有数の割合でみると、未成年者が保有するサムスン電子の株は、全株式の0.3%だということです。
未成年の株主1人が保有する株の平均は46株で、昨年末の終値で計算すると、およそ360万ウォンに相当します。
サムスン電子の株主のうち未成年者の割合は、2018年までは1%台にとどまっていましたが、2019年には3.2%に増え、2020年は5.3%、2021年は7.1%、おととしは7.4%、そして去年8.4%と、年々増え続けています。
2020年からの投資ブームを背景に、株式投資に興味を持つ10代が増えたことや、子どもの名義で口座を開設し、株式を贈与する親が増えていることが背景にあるものとみられます。