北韓は、韓半島西の海、西海(ソへ)上の軍事境界線付近で、29日から断続的にGPSを妨害する電波を韓国側に向けて発信しています。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、3日目となる31日も、午前8時前後から、西海上の軍事境界線付近で、GPSを妨害する電波が検知されたということです。
北韓は、28日にごみや汚物を大型の風船で韓国側に大量に飛ばしたのに続き、29日からはGPSに障害を与える妨害電波を断続的に発信していて、これにより西海上を行き来する旅客船や漁船のナビゲーションに誤作動が起きたという届け出がこれまでにおよそ780件寄せられています。
ただ、事故などの被害は報告されていないということです。