韓国のスタートアップ企業の日本進出をサポートするとともに、日本のスタートアップ企業との交流の場となるKSC=「K―スタートアップセンター」が東京にオープンしました。
韓国の中小ベンチャー企業部は、シェアオフィス型の交流施設「CIC東京」で、今月10日にKSC東京の開所式が行われたと明らかにしました。
KSC東京を開設した理由について、中小ベンチャー企業部は、韓日間の交流が拡大するなか、日本のスタートアップ企業を取り巻くビジネス環境が急速に成長し、日本への進出を希望する韓国のスタートアップ企業が増えているためだとしています。
開所式には、日本に駐在する韓国のカン・ミョンイル公使やCICジャパンの梅澤高明会長をはじめ、大韓貿易投資振興公社や韓国貿易協会、韓国観光公社、韓国輸出入銀行の関係者などが出席しました。
KSCは、オフィス空間の提供をはじめ、進出先での育成プログラムや、投資の誘致、交流活動などを総合的に支援します。
KSCの設置は、アメリカ、フランス、シンガポール、ベトナムに続いて東京が5番目で、中小ベンチャー企業部は今後、韓国のスタートアップ企業による進出の計画が多い地域に、KSCを追加で設置していく方針です。