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経済

OECD 今年の韓国の成長率見通しを2.6%に上方修正

Write: 2024-05-03 15:15:23Update: 2024-05-03 15:18:25

OECD 今年の韓国の成長率見通しを2.6%に上方修正

Photo : YONHAP News

OECD=経済協力開発機構は、今年の韓国の経済成長率について、3か月前の見通しから0.4ポイント上方修正し、2.6%としました。 
 
成長率の見通しを上方修正した理由として、OECDは、ことしに入ってアメリカと中国の景気回復が堅調に推移していることから、韓国の輸出産業も好調が続いていて、内需も回復が予想されるためとしています。
 
OECDの見通しの2.6%は、IMF=国際通貨基金の2.3%など、他の機関の見通しより高くなっていますが、先週発表された、ことし1月から3月までのGDP=国内総生産の伸び率が予想を上回ったことを受け、韓国政府と韓国銀行も見通しを上方修正するものとみられます。
 
また、OECDは、ことしのアメリカの成長率の見通しを2.1%から2.6%に、中国の見通しを4.7%から4.9%にそれぞれ上方修正し、ことしの世界経済の見通しも2.9%から3.1%に上方修正しました。
 
OECDは、韓国経済が、堅調な半導体の輸出などに支えられ、成長傾向を示すものと予測していて、消費と投資も年内に回復するとみて、来年の韓国の成長率の見通しを0.1ポイント上方修正し、2.2%としました。
 
一方、ことしの韓国の消費者物価指数の上昇率については2.7%から2.6%に0.1ポイント引き下げましたが、今後、韓国の物価はさらに落ち着くとして、最終的にことしの物価上昇指数は、政府の目標値である2.0%にまで下がるものと予想しています。

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