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政治

研修医の職場離脱 政府は免許停止に向けた手続き開始

Write: 2024-03-04 14:37:42Update: 2024-03-04 16:07:54

研修医の職場離脱 政府は免許停止に向けた手続き開始

Photo : YONHAP News

政府が進める医学部の定員拡大に反発して退職届を提出した研修医らに対して、政府は先月末までに職場に復帰するよう業務開始命令を出していますが、ほとんどの研修医が復帰しておらず、政府は、命令に従わなかった研修医について、早ければ5日にも医師免許の停止を通知する構えです。 
 
全研修医の95%が勤務する全国100の総合病院では、先月中旬以降、所属する研修医およそ1万人が退職届を提出し、このうちおよそ9500人がストライキを行いました。

政府は業務開始命令を出しましたが、職場に復帰した研修医は、先月29日午前11時の時点で565人で、6%未満となっています。

政府は4日、医療現場での最終確認を開始し、戻っていない研修医については、翌5日から、医師免許の停止を通知する予定です。
 
なかでも、ストライキを主導した人に対しては、刑事告発など厳正な措置に踏み切るとしています。
 
保健福祉部のパク・ミンス第2次官は4日、「業務開始命令に違反した場合、最低3か月の免許停止処分は避けられず、専門医の資格の取得が1年以上遅れるだろう」と強調し、研修医らに病院への復帰をあらためて求めました。
 
研修医のストライキによる医療現場の混乱に対応するため、政府は、4日から全国に4つの危機管理室を設置して、救急患者が適時に治療をうけられるようサポートするほか、各病院に対しては、現場を離脱した研修医の代わりとなる人材を採用できるよう、財政支援を行う方針です。
 
一方、医学部の定員拡大に際して、各大学による希望人数の申請は4日に締め切られます。
 
政府は、申請の内容を検討したうえで、各大学の定員を決める方針です。

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