新型コロナウイルスなどの影響で、韓国の平均寿命が短くなったことが分かりました。平均寿命が短くなるのは、1970年に統計が始まったあと、この半世紀以上で初めてです。
統計庁が1日にまとめたところによりますと、去年の平均寿命は82.7歳で、おととしに比べて0.9歳短くなりました。
統計庁の関係者は、「去年、新型コロナウイルス感染症による死者が多く、死亡原因の中でも3番目だった。これにより、全体の死者数が増え、平均寿命が縮んだ」と説明しています。
去年亡くなった人は37万人あまりで、おととしに比べて17%増えていて、このうち、新型コロナウイルス感染症による死者数はおよそ8%を占めています。
去年の平均寿命は、女性が85.6歳、男性が79.9歳でした。