韓国中西部の忠清南道(チュンチョンナムド)公州(コンジュ)で25日の夜、マグニチュード3.4の地震が発生しました。警察や消防によりますと、これまでに、被害の情報は入っていないということです。
忠清南道の消防本部が25日、発表したところによりますと、午後9時45分ごろ、公州でマグニチュード3.4の地震が発生したということです。
気象庁によりますと、震源の深さは12キロで、韓国が採用する12段階の基準で、震度5のやや強い地震が観測されたということです。
地震が発生したあと、「揺れを感じた」という通報が消防署に240件あまり寄せられたということです。
行政安全部は、中央災害安全対策本部による非常時の対応として、今回は3段階のうち一番低いレベルの態勢を取り、被害状況の把握などを行っています。
今回の地震はことし韓半島や周辺の海域で起きた地震のうち、5番目に規模が大きいものです。