去年、梨泰院で行われたハロウィーンイベントで多くの人が亡くなったことを受け、警察は、ことしのハロウィーンの期間中、大勢の人が集まると予想される繁華街で、徹底した安全管理対策を行う方針です。
ことしのハロウィーンは10月31日の火曜日ですが、直前となる今週末から、ソウルの各地ではさまざまなイベントが開かれます。
ソウル警察庁は、27日の金曜日からハロウィーン当日の31日まで、弘大(ホンデ)や梨泰院(イテウォン)、江南(カンナム)駅など、人混みが予想される16か所に、合わせて1620人の警察官を配置します。
また、人が密集するとみられる路地は一方通行にするなど通行規制を行い、人の流れをスムーズにするということです。
さらに、最も混雑が予想される、地下鉄の弘大入口(ホンデイック)駅、梨泰院駅、江南駅には、犯罪やテロを予防するための警察特攻隊を配置する方針です。
去年、梨泰院で転倒事故が起き150人以上が犠牲となったことについて、警察は、安全対策が十分でなかったことが事故につながったと結論づけ、再発の防止に取り組んでいます。