ことし上半期に韓国の格安航空会社、チェジュ航空の日本便を利用した乗客の1割以上が、その後も日本を再び訪れていたことがわかりました。
チェジュ航空によりますと、ことし上半期に韓国発日本行きの路線を利用したおよそ19万7000人のうち、およそ14%が日本を2回以上訪問したということです。
日本の地方都市を中心に再訪問率が高いということで、3月に運航を再開した松山と静岡の再訪問率は、ともにおよそ14%に達しました。
韓日路線の多角化を進めてきたチェジュ航空は、仁川発で、日本の松山、静岡、大分、広島をそれぞれ結ぶ路線を単独で運航しています。
チェジュ航空の関係者は、「日本路線はすでに飽和状態だとする市場の予測があるなか、チェジュ航空の韓日路線の多角化戦略が功を奏している」としたうえで、「今後も新たな就航先の発掘に向け取り組む計画だ」と話しました。