国防部は、ロシアの侵攻を受けているウクライナを支援するため、新型地雷探知機をはじめとする軍需品を積んだ輸送機を派遣したと発表しました。
今回、派遣された「KC330」は、9日に韓国を出発し、10日、ウクライナの隣国、ポーランドに到着したということです。
韓国がウクライナに軍需品を支援するのはこれで4回目です。
韓国は、去年、3回にわたって、非常食や防弾服、医療キットなど、合わせて48億5000万ウォン相当の軍需品を支援しています。
こうしたなか、ことし5月、尹大統領はウクライナのゼレンスキー大統領との首脳会談で非殺傷装備の支援について話し合い、ゼレンスキー大統領から必要な非殺傷装備のリストを受け取りました。
リストには、地雷除去装備、緊急搬送車両、装甲救急車、移動型X線装置、防空レーダーなどが記載されているということで、政府は、このうち、支援可能な品目を選び出すための検討を行ってきました。
国防部は11日、今回の支援に、韓国陸軍で使用されている新型地雷探知機などが含まれていると明らかにしました。