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政治

韓国軍 北韓の偵察衛星の残骸「軍事的な効用性なし」

Write: 2023-07-05 12:24:26Update: 2023-08-24 15:46:42

韓国軍 北韓の偵察衛星の残骸「軍事的な効用性なし」

Photo : YONHAP News

韓国の合同参謀本部は5日、北韓が5月末に打ち上げに失敗した軍事偵察衛星について、「偵察衛星としての軍事的な効用性は全くない」という分析結果を明らかにしました。 
 
韓国軍は、北韓が打ち上げに失敗した5月31日当日から軍事偵察衛星の残骸の引き揚げを開始し、引き揚げた残骸の分析をアメリカ軍と共同で行っていました。
 
韓国軍は、軍事的な使い道が無いとした根拠について説明しなかったほか、引き揚げた残骸も公開しませんでしたが、軍事情報の管理上、マイナスになると判断したものとみられます。
 
今回、韓米の専門家が分析を行った軍事偵察衛星は、北韓が5月31日に平安北道(ピョンアンプクト)東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)衛星発射場から衛星運搬ロケット「千里馬(チョルリマ)1」に搭載して打ち上げた「万里鏡(マルリギョン)1号」です。
 
ロケットは1段目を分離したあと、2段目のエンジンが点火せず、西海に浮かぶ韓国西部の島、於青島(オチョンド)の西200キロメートルの海上に落下しました。
 
韓国軍は、北韓がロケットを発射してからおよそ1時間半後にロケットの残骸の一部を発見したほか、先月15日には2段目を引き揚げています。

*8月24日修正

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