疾病管理庁は24日、エムポックス、これまでのサル痘の国内での感染確認はあわせて30人になったと発表しました。
韓国で感染が確認されたエムポックスの患者は、最初の5人目までは、海外で感染した後に入国した人と海外感染者の治療に当たった医療従事者でしたが、6人目以降は、いずれも症状が現れる前の3週間以内に海外への渡航歴はなく、市中感染したとみられます。
エムポックスに関する問い合わせの件数は急増していて、4月の第1週は4件だったのに対し、第3週は102件でした。
疾病管理庁は「エムポックスは、ワクチン、治療剤、医療システムが整っており、現在の医療体制で十分に対応できる疾患である」としたうえで「申告者の個人情報を徹底して保護しているため、症状があればためらわず、医療機関を訪ねてほしい」と呼びかけました。