韓国の20代と30代の過半数は、南北統一は「しなくてもいい」と考えていることがわかりました。また、韓半島情勢に影響を及ぼす主要な外交相手国の好感度調査では、北韓よりも中国に対する反感が強いことがわかりました。 
 
国内の市民団体「正しい言論市民行動」が調査機関に依頼し、13日から18日にかけて20歳から30歳の男女1001人を対象に、南北統一の必要性についてアンケート調査を行ったところ、61％の回答者が「しなくてもいい」と答えました。「必ずすべきだ」は24％、「よくわからない」は14％でした。
 
北韓、アメリカ、中国、日本に対する好感度をそれぞれ聞いたところ、中国に対して「好感を持っていない」と答えた回答者は全体の91％と最も高くなっていました。北韓は88％でした。
 
アメリカは「好感を持っている」が67％と過半数を超えていた一方、日本は「好感を持っている」が37％、「好感を持っていない」が63％でした。
 
また、「国家安全保障の脅威」となりうる国について複数回答で聞いたところ、回答者の83％が北韓をだと答えました。中国は77％、日本は53％でした。
 
「安全保障に役立つ存在」としては、回答者の74％がアメリカを挙げました。
 
今回の調査の信頼水準は95％、標準誤差は±3.1ポイントです。