2025年の開通を目指し、ソウルの新しい路面電車の工事が着工しました。予定通り開通すれば、57年ぶりにソウルを路面電車が走ることになります。
ソウル市は13日、ソウル軽電鉄慰礼(ウィリェ)線の着工式を行いました。
路面電車の慰礼トラムは、ソウルの松坡(ソンパ)区、そして京畿道(キョンギド)の城南(ソンナム)市と河南(ハナム)市にまたがる慰礼新都市を南北に結ぶ路線です。
地下鉄5号線の馬川(マチョン)駅から8号線の南慰礼駅と福井(ポクジョン)駅までの5.4キロの区間で、乗り換え駅3駅を含む12の駅と1つの車両基地が建設されます。
計画通り2025年9月に開通すれば、ソウルから路面電車が姿を消した1968年以来およそ57年ぶりの復活となります。
この路面電車は、電気トラムを使用するため、二酸化炭素を排出しません。
トラム1台あたり5両編成で、最大260人の乗客を乗せることができます。