尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が、来月韓国を公式に訪れるドイツのシュタインマイヤー大統領と首脳会談を行うことになりました。
大統領室の副報道官が13日の定例会見で発表したところによりますと、シュタインマイヤー大統領は来月3日から5日まで韓国を公式に訪れるということです。
首脳会談は4日に開かれ、議題としては、両国関係の発展をベースに、安定的なサプライチェーンの構築、エネルギー危機への対応など経済安全保障での協力、そして韓半島問題を含む地域情勢が取り上げられる見通しです。
この副報道官は、ドイツについて「自由、人権、法治という価値を共有する友好国であり、韓国にとってヨーロッパ最大の貿易国だ。またEU=ヨーロッパ連合の中心的な国であり、G7=主要7か国の議長国としてグローバルな懸案への対応でも先頭に立って役割を果たしている」と説明しました。
また「来年はドイツとの交流が始まってから140年という節目の年だ。さまざまな分野での両国間の交流や協力を一層広げていく重要なきっかけになると期待している」と述べました。
ドイツ大統領の韓国訪問は4年ぶりとなります。