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政治

韓米合同演習中にロシア軍用機がKADIZ進入 F-16が緊急発進

Write: 2022-08-24 08:17:38Update: 2022-08-24 15:24:38

韓米合同演習中にロシア軍用機がKADIZ進入 F-16が緊急発進

Photo : YONHAP News

複数のロシアの軍用機が23日、韓半島東の海、東海(トンヘ)上の韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、ロシア国防省は「戦略爆撃機『Tu-95MS』が東海上空で予定されていた飛行を行った」とした上で、飛行ルートの途中で韓国空軍の戦闘機「F-16」が出動したと明らかにしました。
今回、韓国の防空識別圏に進入したロシアの軍用機は、戦略爆撃機「Tu-95MS」を含め複数機だったということです。
ロシア現地での報道があったあと、韓国の合同参謀本部は「ロシアの軍用機が防空識別圏に進入し、韓国軍は正常な戦術措置で対応した」と明らかにしました。
ここでの「正常な戦術措置」とは、防空識別圏への航空機の異常な接近が探知された場合に戦闘機が緊急発進して航空機を追跡し、防空識別圏に進入した対象に接近し警告通信を行い、防空識別圏からの離脱を誘導することを指します。
通常、他国の防空識別圏に進入する際は、あらかじめ飛行計画などを提出し、進入時の位置などを通知するのが国際的な慣例となっていますが、ロシア側からは何の通知もなかったということです。
今回のロシア軍用機の無断進入をめぐっては、前日に始まった韓国とアメリカの合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダム・シールド」に対する抗議のメッセージが込められているのではないかという見方が出ています。

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